【カンボジア定番メシ】バイサチュルーが美味しすぎる

白いお皿に盛られたバイサチュルー。ご飯の上に焼いた豚肉と目玉焼き、きゅうりとにんじんの付け合わせ カンボジア情報

朝は、いつも同じ!!2ドルの最強定番メシ

シェムリアップの朝は早い。まだ空気が涼しいうちに、屋台の炭火がパチパチと爆ぜる音が街に響き出す。その音の先にあるもの。それが今日の主役、バイサチュルーだ。

正しくは「バーイ・サイ(ッ)・チュルーク」。クメール語で「バーイ」はご飯、「サイ(ッ)」はお肉、「チュルーク」は豚肉を意味する。つまり直訳すれば「豚肉ご飯」。シンプルすぎるネーミング。だが、これがカンボジア人のソウルフードとして絶大な地位を築いている。

ニンニクとパームシュガーが仕掛ける、朝の暴力的な旨さ

ニンニクやパームシュガー、ココナッツミルクでじっくり下味をつけた豚肉を、炭火で香ばしく焼き上げる。焼き目はこんがり、脂身はとろり。甘さと塩気とニンニクの香りが渾然一体となって、まだ寝ぼけている脳みそを一発で覚醒させてくる。もはや目覚まし時計いらず。

ご飯の上に薄切りの豚肉を乗せ、大根やキュウリのピクルスを添え、ネギ油をたらり。写真のように目玉焼きがドンと乗ることも多い。お店によっては温かいスープがセットになっていることもある。カンボジアの朝食文化、完成されすぎている。

アニキ、一日二食の男

ここで少し、アニキの話をしよう。実はアニキ、朝と夜の一日二食生活を実践している。ストイックである。自己管理の鬼である。そう思っていた時期が、こちらにもあった。

アニキの朝は、ほぼ毎日このバイサチュルーで幕を開ける。これを食べてから出勤する。もはや日課、もはや儀式。カンボジアという国で生きるための、朝の再起動スイッチだ。

ところが、事件は夜に起きていた

一日二食。聞こえはいい。だが最近、アニキは太った。

原因は明白だった。夜のビールである。

『二食の男が、酒の一杯を数えていなかった。』

食事は減らしても、液体のカロリーはノーカウント――そう思っていたアニキを、体重計は容赦なく現実に引き戻す。朝はストイック、夜はゆるふわ。この振れ幅こそが、人間・アニキの愛すべきところでもある。

それでも、朝のバイサチュルーは裏切らない

シェムリアップに来たなら、ぜひ一度は朝ごはんにバイサチュルーを試してほしい。甘辛いタレの豚肉、ピクルスの酸味、とろける目玉焼き。カンボジアの朝の空気とセットで味わうと、格別の一皿になるはずだ。

ちなみに料金やお店の営業状況は変わりやすいので、現地で直接確認するのが確実。これはあくまで執筆時点でのアニキ観察日記としてお楽しみいただきたい。

アニキ、明日の朝もバイサチュルーを食べる。そして今夜もきっと、ビールに手を伸ばす。果たしてこの二食生活、健全化する日は来るのか。乞うご期待!

気になった方は、LINEやInstagramからもお気軽にどうぞ。シェムリアップの「本物の朝ごはん」、アニキがご案内します。

コメント